ダブルレインボー

ダブルレインボー ©notoyo.jp | ノトヨ | のとよ

雨上がりの夕方、駅前で待ち合わせをしているときに、ふと空を見上げてみると虹がかかっていました。ぼんやり眺めていると、虹の左側にもう一つの虹が少しずつ現れてきました。

調べてみると、ダブルレインボーという現象にはちゃんと名前があるそうです。くっきりとうつっている内側の虹が「主虹(しゅこう)」。外側にぼんやりうつっているのが「副虹(ふくこう)」。ダブルレインボーを見ることができる確率は非常に低いそうで、副虹は3分ほどで消えてゆきました。

ちなみに、ダブルではありませんが江戸時代に虹を描いた作品(歌川国芳/するがだひ東都名所)があります。ただ当時は、7色すべてを認識していたとは考えにくいようです。

現在は千代田区神田駿河台。当時は台地の上から富士山がよく見えたため、地名の由来とも言われています。